エリザベスの中身を考えてみる

過去の登場は少ないながら、その独特のビジュアルと内に秘める得体の知れなさで読者の心に異様な存在感をもたらすキャラ、エリザベス。
コヤツに挑まぬは考察サイトの名が泣くわァ!
そんなわけで出来るだけの範囲で考察してみた、あのきぐるみの中身を!

・まず特徴を挙げてみる
中身を考えるにはまず外見からわずかにせよヒントを得ないと! 
そんなわけで外見をまとめてみる。
しかし印象にあるのは毛ズネしかんな事はない!一コマ一コマ丹念に見ていってこそ考察だろうがッ!というわけで
とりあえず第二十訓を丹念に見ていくことにする。
・身長は?
登場シーンを見ると桂さんよりやや低い程度。他のさまざまなシーンから見るに身長は桂さん≒銀さん、銀さん>新八なので
エリザベス≒新八というところでしょうか。とりあえず人間サイズではあるんだ。
・体重は?
見かけこそでっぷり、変な擬音つきで歩きそうですがとりあえずちょんまげタモさんが驚くくらいの瞬発力はあるようです。
・・・だが、それだけじゃお相撲さんよりは軽そうだ、と言うことくらいしかわかんないな・・・
・その他
「もう帰るんで ちょっと上どけてもらえますぅ?」前後の数コマから、少なくとも人語を解さない地球外生物(定春とかペスとかポチ)ではないこと、両手の形状は人間と変わりないことが分かる。

・出自を確認しておく

「坂本のバカがこのあいだ俺の所に来て勝手においていったんだ」との桂さんの言から、エリザベスの中身は坂本さんと面識があることが分かる。坂本さん一人なら動物だと騙しきれなくもないと思うのだが、陸奥さんがいるし、人語を解す知性体だとばれているんじゃないだろうか。
・・・だとすると坂本さんはエリザベスの中身を分かってて桂さんとこに置いてきたのか?
何でだ!? ちゃらんぽらんな彼でさえ手に負えなかったってことなのか!?
それとも桂さんとエリザベスを引き合わせたい理由でもあったのか・・・?

・・・・・・・さて、いろいろと書いてみたがここから何が導き出せる?
だめだわからん! さっぱりわからん!もう私お登勢さんみたいにテレビに向かって叫ぶしかない!

とか思ってたらパー子とヅラ子の訓で再びエリザベスが登場。嘘ォまだ仲いいよこの二人!何でさ桂さん騙されてたのに!
・・・しかしそば屋のシーンを読みなおしていてあることに気づいた。
これだ! ここにエリザベスの正体をとく鍵がある!

・第三十八訓の回想シーンを徹底検証してみる
桂さんの台詞に注目。怒りマークをつけて席から立とうとするエリザベスに一言、
「最近では浪人に対する規制も厳しくなっている 無闇に騒ぎを起こすな」
ちらっとみると浪人=桂さん、無闇な騒ぎを起こすな→エリザベスに対して、ととれますが、
自分の保身のためにエリザベスを黙らせようとする、と言うのはなんだか桂さんらしくない。
そう思った時に何かがひらめいた。
これはひょっとして、台詞のとり方が根本から違っているのではないか?
つまり「規制が厳しくなっている 無闇に騒ぎを起こすな」
=お前は騒ぎを起こすと危ない身なんだから無闇に怒るなエリザベス
と言うことなのではないか? 
そう考えるとエリザベスの中身は浪人の侍だ、と言うことにならないか?
ひゃっほう! これなら今までに上げた特徴すべてに矛盾しない上に坂本さんと知り合いであることと、桂さんを騙していたことがばれてもまだ仲良くそば屋で食事できてることの説明がつく!

浪人の侍なら天人たちの台頭を快く思ってるはずがなく、攘夷組に入ろうとするのは自明の理。
エリザベスの中身の人は桂さんとコンタクトを取ろうとして坂本さんに協力してもらい、しばらくペットにされてたが
機会を得て自分の正体をばらし桂さんの仲間に入れてもらった、というところではないだろうか。
なぜきぐるみなんぞかぶって地球に来たか、と言えば、それは昔天人に強烈な攻撃を食らわして桂さんなんかよりも厳しく指名手配されてるということではないだろうか・・・。

・結論付けてみる
そんなわけで、エリザベスの中身はあの坂本さんと仲良くなることが出来、なおかつ一度騙した桂さんとも再び交遊を結べるほど気のいい人間で、昔大暴れして幕府ににらまれてる侍である可能性が非常に高い。

いつの日か桂さんの仲間が新撰組の人とかに囲まれてピンチになった時、きぐるみを刀でジャキンジャキーン! と斬って
ものすごく強い真の姿を表し颯爽とピンチを打破してくれるのではないかとひそかに思っている。


すげえ、銀魂なのにまともな結論になった。

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